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第一段階として、午後8時半の全員退社を掲げた。「そんなの無理や」と従業員から一斉に声が上がったが、断行した。

 それには理由があった。1日の勤務状況を分析すると、帰宅時間に合わせて業務を進めている節があったのだ。「ゴール」を決めると、無駄な業務、時間を省いた仕事の進め方が浸透していき、1年半ほどで退社時間厳守を達成した。

 さらに前倒しに挑戦。午後7時半、7時と段階的に退社時刻を繰り上げた。隠れて残業する社員はいないかを知るため、導入したのが警備会社の防犯システム。最後に会社を出る社員が防犯システムをセットするので、最終退社時刻が分かるのだ。

 風土や制度も整えた。営業職が営業先から帰社する時刻を午後5時にした。「7時より前に戻ってきたら、仕事をしていないように思われるところがあった」という雰囲気を改めるためだ。

 また、新たにパート社員を雇い、正社員が担当していた伝票整理や商品の配送などを任せた。採用は全社で20人。「コストカットで人員は削減」という主流に“逆行”した施策だが、杉本社長は「コストアップとなったが、数字以上の価値はある」と話す。

 フルタイムは無理だがパートタイムでなら働きたいという主婦層を取り込み「会社、パートさんの両方にメリットがあった」という。4年ほどで6時半退社が行き渡った。

創業以来47年「黒字」:「社員の疲弊は会社の疲弊」全員が6時半に退社する会社 (2/3) - Business Media 誠 (via katoyuu)
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